仕事で資料を閲覧したり、プレゼンテーションを行ったりする場合、タブレットが便利なモバイル機器と言えるでしょう。ノートPCよりも持ち運びに優れ、スマートフォンよりも画面が大きく見やすいためです。
タブレットの中でも人気が高いのは、Apple社のiPadシリーズです。iPadは多くの企業に導入されている実績があり、生産性の向上や業務の効率化などが期待できます。ITmediaの調査によると、企業に導入されている端末の87.3%がiOS(iPad)という結果が出ています。※1
iPadを法人契約する場合、各キャリアのWebサイトや電話から見積もりや相談が可能です。法人向けの割引やお得なオプション、料金プランなどもあるため、各社の契約内容を比較して検討するのが良いでしょう。
この記事では、法人でiPadを導入する場合、どのキャリアがおすすめなのか、購入やレンタルなどの契約の種類はどれが良いのかなど、詳しく紹介します。

目次

ビジネス用のタブレットにiPadを利用するメリット

iPadは高度なセキュリティや豊富な製品ラインナップ、多数の業務用アプリなど、さまざまなメリットがあります。以下はiPadのメリットについての紹介です。

iPadのメリット

iPadをビジネス用タブレットとして利用する場合、次のメリットがあります。


メリット 説明
Apple製品との高い親和性 Apple製品は日本で多くの人が利用しています。そのため操作に慣れている人が多数を占めていると言えるでしょう。iPadを導入した場合、多くの人が慣れ親しんだ操作性となるため業務での利用がスムーズに進むと考えられます。
またiOSの画面ミラーリング機能によって、画面を外部モニターに映すことが可能です。デモ表示や会議などで利用することができます。
さまざまなアプリ パソコンと同じように、iPadではWordやExcel、PowerPointなどのMicrosoft Officeソフトを利用することが可能です。またiPadはリモートデスクトップでパソコンに接続することもできるため、iPadからパソコン操作ができます。
MDM(Mobile Device Management)によって、AppStoreを中継せず、アプリを配布することも可能です。
セキュリティ設計 iPadで使用している「iOS」は高度なセキュリティ機能が搭載されています。指紋認証や顔認証が採用されており、iPadへのログイン時のセキュリティが強化されています。
またiPadでは、SDカードなどの外部記憶媒体を使用できないようになっているため、SDカード紛失による情報漏洩のリスクが排除できます。
またMDM(Mobile Device Management)を利用することで、企業内で使用しているiPadやiPhoneを一元管理することが可能です。MDMでは、「パスワードルールの強制」「端末の機能制限」「安全なアプリの配布」などを行うことができます。
豊富なラインナップ iPadやiPhoneなど、Apple製品には豊富なラインナップがそろっています。画面サイズ、重さ、性能など、用途に応じた機器を選択することが可能です。

iPadがビジネスでよく利用されるシーン

iPadは情報収集や情報の記録、クリエイティブな作業など、さまざまな利用シーンで活用できます。ビジネスでは主に次のようなシーンでよく利用されています。

情報収集や情報の記録

iPadはApple Pencilとクイックメモを組み合わせることで、Webによる情報収集や記録を直感的に行うことが可能です。気になる情報をWeb上で見つけたら、Apple Pencilによってクイックメモを呼び出し、そのまま手書き感覚でメモを書き込んで保存できます。業務上のちょっとした空き時間を利用した情報収集が可能になります。

プレゼンテーション

iPadは、PowerPointだけでなく、GoogleスライドやKeynoteなども利用可能です。クライアントとの打合せや商談時に、プレゼンテーション用ツールとして利用することができます。

店舗でのレジや注文用

iPadをレジに利用することが可能です。これはタブレットPOSレジシステムと呼ばれています。iOS向けサービスが多く普及しており、iPadレジと呼ばれることもあります。専用のアプリをインストールすることで、商品管理や在庫管理、売上管理などを行うことも可能です。複数の店舗を運営している場合、リアルタイムに売上を確認できたり、スタッフの出退勤を管理できたりするなど、従来のレジよりも多くの機能を利用することができます。
またiPadを飲食店などの注文用に活用することが可能です。これはセルフオーダーシステム、テーブルオーダーシステムと呼ばれ、iPad向けに多くのサービスが提供されています。セルフオーダー用にテーブルに設置しておけば、顧客がiPadを利用して注文した内容をすぐに確認することができます。注文時や会計時のヒューマンエラーを防止することが可能となるでしょう。

Officeで資料作成

iPadではOfficeアプリケーションを利用することが可能です。閲覧や編集を行え、外出先などから共有ファイルを更新することもできます。
ExcelやWord、PowerPointなど、業務に必要なアプリケーションを用途に応じて使い分けることが可能となるでしょう。

デザインの作成

iPadでは、ポスターデザインや名刺、プレゼンテーション資料などを作成することが可能です。テンプレートを活用すれば、デザインクオリティの高いドキュメントを短時間で作成することができます。またPhotoshopやLightroomなど、Adobe製品を利用することも可能です。写真や画像の編集も可能となるでしょう。

パソコンの拡張ディスプレイ

iPadを拡張モニターとして利用することができます。BluetoothやWi-Fiなどの無線環境があれば、外出先などでもパソコン画面を拡張することが可能となり、業務効率の向上が期待できます。

プログラミング

iPadはパソコンと同等の性能があるため、プログラミングが可能です。持ち運びが容易なため、オフィスや在宅などさまざまな場所で作業が行えることがメリットです。iPad用のキーボードを使用すると効率良く作業できるでしょう。

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【2024年1月】iPadの価格一覧

iPadの最新モデルは以下の種類があります。

  • iPad
  • iPad Pro
  • iPad Air
  • iPad mini
機種 ディスプレイ 容量 価格(Wi-Fiモデル)
iPad(第10世代) 10.2インチ 256GB 92,800円(税込)
64GB 68,800円(税込)
iPad(第9世代) 10.2インチ 256GB 71,800円(税込)
64GB 49,800円(税込)
iPad Pro(第6世代) 12.9インチ 2TB 348,800円(税込)
1TB 284,800円(税込)
512GB 220,800円(税込)
256GB 188,800円(税込)
128GB 172,800円(税込)
iPad Pro(第4世代) 11インチ 2TB 300,800円(税込)
1TB 236,800円(税込)
512GB 176,800円(税込)
256GB 140,800円(税込)
128GB 124,800円(税込)
iPad Air(第5世代) 10.9インチ 256GB 116,800円(税込)
64GB 92,800円(税込)
iPad mini(第6世代) 8.3インチ 256GB 102,800円(税込)
64GB 78,800円(税込)

参考記事:Apple Store「 iPadモデルを比較

iPadには「Wi-Fiモデル」以外にも、「Wi-Fi+Cellularモデル」があります。Wi-Fi+Cellularモデルは、Wi-Fiネットワークが利用できない環境の場合、携帯電話通信を利用してネットワークに接続することが可能です。

iPadの調達・導入はどこがおすすめ?

iPadを調達する場合、主に次の4つの手段があります。

  • Apple Store
  • ECサイト(楽天やAmazonなど)
  • キャリアショップ(docomoやau、Softbankなど)
  • 代理店の法人窓口
  • 家電量販店

価格で選ぶ場合は、Apple Storeが安い傾向にあります。しかしポイント還元を考慮すると、家電量販店の方が安い可能性もあるでしょう。あらかじめ価格を調べてから購入することをおすすめします。

iPadの法人契約はどこがおすすめ?

iPadを法人契約する場合、いくつかの方法があります。またAppleでは、コストを抑えるサービスを利用することも可能です。

サービス 説明
スモールビジネス Appleのビジネス向けサービスです。中小企業向けにApple製品をビジネスに活用する場合のサポートが受けられます。例えば予算に合った端末の相談、支払い方法の選択など、継続したサポートを受けることが可能です。
Apple Financial Service こちらもAppleのビジネス向けサービスです。教育やビジネス向けに、残価設定型のリース契約ができます。残価設定型とは、リース終了後に返却する際の「下取り価格」を「本体価格」から差し引いた金額をリース料とする方法になります。
中古 費用を抑えるため、中古のiPadを購入する方法もあります。ビジネス利用では、最新機種でなくても十分に活用できる場合があるでしょう。またiPadは基本的に性能が高く、サポートの期間も長いため、中古でも安心して使用することができます。
レンタル 初期費用を抑えたい場合、購入ではなくレンタルという選択肢もあります。中古iPadのレンタルも可能です。中古iPadレンタルの場合、コストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
キャリア 「docomo」「au」「SoftBank」の3大キャリアにおいて、iPadを購入することが可能です。この場合、端末の購入と通信回線契約が必要となります。
代理店の法人窓口 キャリアに認定された携帯電話代理店の法人窓口でもiPadを購入することが可能です。 代理店によりサービス提供範囲が異なりますが、ショップに出向くことなく、キャリア自体の選定ができる、iPadも新品・中古から選ぶこともできる、購入もレンタルも選べる等様々なメリットがあります。

参考記事:
Apple「スモールビジネス
Apple「Financial Services
Apple「iPad整備済製品

個人・法人契約の違い

iPadを契約する場合、個人契約と法人契約があります。それぞれの違いは、オプションや機能、料金プランです。
例えば法人契約の場合は、月々の余ったデータ通信量を同じ企業内の別のメンバーと共用することができたり、月額料金の割引を受けたりすることができます。
また法人契約は、MDMを導入することで次のようなサービスを受けられる場合もあるでしょう。

  • 情報漏洩や端末の紛失に対応した高度なセキュリティサービス
  • 電波問題を解決するための窓口サポート
  • 端末をリモートで管理

ビジネスでiPadを利用する場合、個人事業主の数台利用を除けば「法人契約」の方がお得と言えます。

iPadの法人契約の検討事項

iPadを法人契約する場合、いくつかの検討事項が出てくるでしょう。ここでは主な検討事項について紹介します。
iPadを契約する場合、通信回線について検討する必要があります。iPadを通信回線で選択する場合、「Wi-Fiモデル」「Wi-Fi+Cellularモデル」の2種類です。

モデル 説明
Wi-Fiモデル Wi-Fiのある環境でのみ、ネットワークに接続できる。
Wi-Fi+Cellularモデル Wi-Fiのある環境ではWi-Fiを利用してネットワークに接続し、Wi-Fiのない環境では携帯電話通信を利用してネットワークに接続できる。SIMカードが必要となる。

外に持ち出してiPadを利用する場合、Wi-Fi+Cellularモデルがおすすめです。
Wi-Fi+Cellularモデルの場合、SIMカードが必要となります。iPad本体とSIMカードをセットで契約する方法と、それぞれ別で契約する方法が選択可能です。例えばiPad本体を安く仕入れてきて、SIMカードだけ契約するという方法も可能です。

キャリアショップで契約するか、代理店の法人窓口で契約するか

iPadを購入する場合、キャリアショップやAppleStoreなどの「店頭で契約する方法」と代理店の「法人窓口で契約する方法」の2種類があります。
店頭で契約する方法のメリットとしては、都合の良い日に出向き、在庫があれば即日受領することが可能です。デメリットとしては、最初にキャリアを選択する必要があり、機種やプランなど用意されたメニューの中でしか選べない点となります。
また多数の端末を導入した際に利用するMDMや業務に合わせたアプリケーション設定などは、自社で行う必要が出てくるでしょう。
一方代理店の法人窓口で契約する場合は、店頭に出向く必要はなく、代理店と相談した上で契約を結ぶ形です。メリットは、自社に合った最適な方法を相談しながら選択できることです。具体的には「最適なキャリアを選択できる」「機種選定や大量調達の相談ができる」「キッティングやヘルプデスクなどショップで扱っていないサービスを追加できる」など多数あります。
ただし代理店によっては一つのキャリアのみ扱っている場合もあるので、複数のキャリアが選択できる一次代理店に相談すれば選択肢が広がるでしょう。
法人窓口の利用を検討している場合は、一次代理店である 弊社コネクシオにぜひご相談ください。(https://www.conexio.co.jp/)

購入するかリース・レンタルするか

iPadを導入する場合、「購入」か「リース・レンタル」を選択する必要があります。長期間使用する場合は、購入の方が費用を抑えることが可能です。一定期間ごとに最新機種に変更する場合は、リース・レンタルの方が費用は掛かりません。
またリース・レンタルでは、新品端末と中古端末を選択することができ、中古端末の方が月々に支払う費用を抑えることが可能です。
下表は、iPadを3年間使用した場合の購入とリース・レンタルの費用の比較例となります。

選択肢 購入時
支払い合計
1年後
支払い合計
2年後
支払い合計
3年後
支払い合計
購入 68,800円 0円 0円 0円
リース・レンタル(新品)
月額3,000円
0円 36,000円 72,000円 108,000円
リース・レンタル(中古)
月額700円
0円 8,400円 16,800円 25,200円

この例では、2年以上iPadを使用する場合は、購入した方が費用を抑えられることが分かります。また中古のリース・レンタルが最も費用を抑えられる結果です。
購入価格や月額料金は、選定したiPadの種類によって異なるため、実際の価格でシミュレーションしてみることをおすすめします。

設定を自社で行うか、アウトソーシングするか

iPadの設定を自社で実施する以外に、外部サービスにアウトソーシングする方法もあります。iPadを始めとするモバイル端末の設定全般のことを「キッティング」と呼んでいます。
iPadのキッティングは、AppleのサービスであるADE(Automated Device Enrollment、旧称:DEP )を利用すれば自社で行うことが可能です。ADEとはAppleが提供している企業向けのiOS端末導入サービスになります。管理者があらかじめ配布するiPadのシリアルNoと設定内容をADEサービスに登録しておくことで、iPad電源立ち上げ時に自動的に設定が反映される仕組みです。
しかし大量の端末を一度に設定する場合、わからない点や思いがけないトラブルに見舞われることもあるでしょう。見落としがちな点としては、以下のような事項が考えられます。

  • 【要件定義】自社に適した要件がわからない
  • 【作業手順書】作業手順、設定手順の詳細がわからない
  • 【キッティング作業】十分なスペースや人員の確保が難しい
  • 【デリバリー】開梱や再梱包・配送の負荷が大きい
  • 【普及】利用者への説明会や問い合わせに対応しきれない

これらを解決する方法として、外部サービスを活用する方法があります。外部サービスの専門業者に依頼することで、iPadの導入をスムーズに進めることが可能となるでしょう。
iPadの契約時にキッティングを依頼できる業者も存在しています。外部サービスを利用することで、自社の負担を大きく減らすことが可能です。
コネクシオならば端末の調達から、キッティング・配布まで一元管理を承ります。(https://www.conexio.co.jp/)

まとめ

今回の記事では、法人でiPadを導入する場合、購入やレンタルなどの契約の種類はどれが良いのかなどの選定ポイントを紹介しました。
ビジネスにiPadを活用する場合は、さまざまなメリットがあります。「Apple製品との親和性」「さまざまなアプリの利用」「高度なセキュリティ」「豊富なラインアップ」などです。実際にiPadを企業に導入する際には、法人での契約がおすすめとなります。Appleでは法人向けに費用を抑えたサービスが提供されているためです。
またiPad端末は、購入やリースを選択することができます。自社でのiPad使用期間によって、費用が変わってくる状況です。自社での使い方を検討しながら決定するのが良いでしょう。
iPadの導入を検討している場合、専門業者に相談するのが良い方法です。コネクシオではモバイル端末の選定や導入までをトータルでサポートしています。一度検討してみてはいかがでしょうか。

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