LINE WORKSの機能紹介!LINEとの違い、セキュリティや費用・プランを解説

場所や時間に関係なく働くモバイルワークや、オフィス以外の自宅・カフェで働くテレワークなど、働き方の多様化に合わせて社内コミュニケーションのスタイルも変化しています。
近年は手軽かつリアルタイムなコミュニケーションを重視する企業が増え、ビジネスチャットへの注目が高まりました。
本記事では、ビジネス版LINEである「LINE WORKS」を紹介します。LINE WORKSとは何か、LINE WORKSでできることやLINEとの違いも解説します。
目次[非表示]
- ・LINE WORKSとは? ビジネスに特化したLINE
- ・LINE WORKSとLINEの違いとは? 【機能比較表】
- ・LINE WORKSの機能
- ・LINEとも連携できるビジネスチャット
- ・【掲示板】情報共有・メンバーへの周知
- ・【カレンダー】予定作成や管理に
- ・【タスク管理】見える化と依頼も容易
- ・【アンケート】便利なテンプレート付き
- ・【アドレス帳】一目でわかるUI
- ・【メール】安心のセキュリティ性
- ・【Drive】モバイルからのアクセスも
- ・【Bot】無料で使用可能
- ・【管理】一括管理
- ・LINE WORKSのセキュリティ性
- ・無料〜 LINE WORKSの費用・プラン
- ・LINE WORKSのよくある質問
- ・パフォーマンス向上を狙いたいときはLINE WORKS
LINE WORKSとは? ビジネスに特化したLINE

LINE WORKSとは、仕事でも安心して利用できる「ビジネス版LINE」です。
2024年度には有料ビジネスチャットサービスにおけるシェアNo.1を獲得し(※)、導入企業数は46万社を突破しています。(2024年1月時点)
使用感は普段プライベートで使用することの多いLINEを踏襲したUXのため、ITツールに不慣れな社員でも直感的な操作が可能です。
また、通常のLINEにはないビジネス向け機能が豊富に搭載されており、業務効率化・社内コミュニケーション促進に貢献します。
※富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2025年版」
LINE WORKSとLINEの違いとは? 【機能比較表】

LINE WORKSとLINEは使用感こそ類似しますが、機能が異なります。
ここでは、それぞれの機能や違いについて解説します。
LINE WORKSとLINEの機能比較
LINE WORKSとLINEに搭載されている主な機能は、下記の通りです。
LINE WORKS | LINE | |
利用者 | ビジネス・団体・組織 | 個人 |
トーク機能 | 〇 | 〇 |
音声/ビデオ通話機能 | 〇 | 〇 |
LINEノート機能 | 〇 | 〇 |
アンケート機能 | 〇 | 〇 |
個人の既読確認機能 | 〇 | × |
認証方法 | 会社専用のID/PW | 個人の電話番号 |
管理者画面 | 〇 | × |
監視ログ | 〇 | × |
ユーザー登録 | 管理者登録ユーザーのみ | 個人で自由に登録可能 |
利用料金 | ・無料(ユーザー数30人まで) | 無料 |
LINEはプライベートで利用する人が多い一方で、LINE WORKSは会社などビジネスシーンの他、社会人サークル・クラブ活動・地域コミュニティ・保護者同士の連絡、PTA活動などで使われています。
LINE WORKSはLINEに比べ、組織や団体など複数人で使用する際に効果的なチャットツールです。
LINE WORKSはグループウェアとして機能する
LINE WORKSは、グループウェアとして活用できるさまざまな機能を搭載しています。
例えば、カレンダー・アドレス帳・タスク・スケジュール・アンケート・メール・共有フォルダ機能などがあげられます。こうした機能の一部はLINEにも搭載されていますが、複数人がひとつのコンテンツを編集できる点が大きな違いです。
つまり、メッセージの送受信だけでなくお互いの予定やドキュメントを含む情報共有ができ、LINE WORKSひとつで社内コミュニケーションが完結するのです。
ノートを最後に編集した日時や担当者を表示する機能もあり、チームでの使用に特化したツールと言えます。
機能の適用範囲が異なる場合もある
LINE WORKSとLINEは、同じ機能が搭載されていても適用範囲が異なる場合があります。
一見同じに見える機能でも、LINE WORKSとLINEでは細かな違いがあるのです。
アドレス帳
LINEのアドレス帳はひとつですが、LINE WORKSのアドレス帳は社内用・共有用・個人用など使い分けられます。
既読確認機能
個人向けのLINEでは既読になった人数しか分かりませんが、LINE WORKSのグループトークであれば、「誰が既読で、誰が未読か」を個人単位で把握できます。これにより、重要な業務連絡や災害時の安否確認における確認漏れをなくすことができます。
シャドーIT対策に
企業が許可していないLINEを業務で使うこと(シャドーIT)は、誤送信や退職時の顧客データ持ち出しといった重大なセキュリティリスクを伴います。
LINE WORKSであれば、会社が発行した専用IDで利用します。個人アカウントとは完全に切り離されているため、情報漏えいを未然に防ぐことができます。
豊富な外部サービスとの連携
個人向けのLINEとは異なり、LINE WORKSは自社の業務プロセスを効率化するための外部サービスとの連携が非常に充実しています。
勤怠管理、経費精算、CRM(顧客管理システム)、ワークフローなど、100種類以上の外部サービスや既存システムとAPI連携させることが可能です。これにより、「システムの通知をLINE WORKSのトークで受け取る」「チャット画面からそのまま勤怠申請を行う」といったシームレスな使い方が実現し、複数のアプリを行き来する時間を大幅に削減できます。
LINE WORKSの機能
LINE WORKSに搭載されている機能について詳しく解説します。
LINE WORKSならではの機能が多いため、チェックしてみましょう。
LINEとも連携できるビジネスチャット
個別のトーク画面があること、スタンプや写真を送り合えること、グループを作れることなどは通常のLINEと変わりません。個人のITリテラシーを問わず、どんなメンバーとも感覚的に・簡単にコミュニケーションできます。
さらにLINE WORKSはLINEとの連携もでき、アカウントを行き来せずともやり取りが可能な唯一のビジネスチャットです。
【掲示板】情報共有・メンバーへの周知
LINE WORKSでは、掲示板機能を活用し全体へ向けた情報共有ができます。
特定部署のメンバーのみに知らせたり、反対にパート・アルバイト含む全社員に通達することも可能です。
【カレンダー】予定作成や管理に
カレンダー機能には、チームメンバーの予定を登録できます。誰が・いつ・どこで・どんな仕事をしているか、可視化したいシーンで便利です。
また個人用のカレンダーに予定を登録しておけば、登録内容を他のメンバーが参照することはできません。自分専用のカレンダーがほしいときにも役立つでしょう。
【タスク管理】見える化と依頼も容易
タスク管理機能では、着手すべき業務の「見える化」を支えます。ステータスごとに進捗状況を管理できるため、状態ごとにソートすれば優先順位づけにも役立ちます。
また、担当者を変更してタスクを依頼することも可能です。
【アンケート】便利なテンプレート付き
アンケート機能は、社内会議の日程調整・社内イベントの参加可否・研修の質に対するフィードバックなど、幅広いシーンに活用できます。テンプレートがあるため、アンケート作成に手間を取られることもありません。
【アドレス帳】一目でわかるUI
アドレス帳は、社内用・共有用・個人用などステータスを分けて使用できます。名前はもちろん、所属部署名・役職名・社名などで検索できる機能もあり便利です。
一目でわかるUIなので、詳しいマニュアルがなくとも操作できます。
【メール】安心のセキュリティ性
LINE WORKS上のトーク(チャット)だけでなく、メールの送信もできます。例えば、LINE WORKSを導入していない取引先にメールを送りたいとき、わざわざ他のメーラーを立ち上げる手間がありません。
セキュリティレベルも高く、外部からのアクセスをシャットアウトしてくれる点もLINE WORKSならではです。
【Drive】モバイルからのアクセスも
Driveなどクラウド上のデータ保管サービスも、LINE WORKSと連携できます。パソコンはもちろん、スマートフォン・タブレットなどモバイル端末からのアクセスもできるため、出先でドキュメントを閲覧したいときに便利です。
【Bot】無料で使用可能
LINE WORKSでは、Botを無料で利用できます。社内FAQや社内マニュアルの整備に最適であり、活用次第ではヘルプデスクの縮小も可能です。
【管理】一括管理
システム上で管理者権限を付与された社員であれば、管理者画面からLINE WORKSの一括管理が可能です。
LINE WORKSは、会社が発行した専用IDで利用するため、メンバーの追加・削除(退職時のアカウント停止など)はもちろん、誰にどの機能の利用を許可するかといった権限付与まで細かくコントロール可能です。
また、LINE WORKSの利用状況を可視化できるレポート機能も搭載されています。
LINE WORKSのセキュリティ性
ビジネスチャット選定において、欠かせないポイントが「セキュリティ性」です。
LINE WORKSは、LINEよりも高いセキュリティレベルを担保しているため、管理部門に一定の監視機能を持たせたい企業や、情報流出を防ぎたい企業におすすめです。
ISO/IEC 27001・27017・27018およびSOC2/SOC3(SysTrust)認証を取得しているため、秘密情報や機密情報の共有にも適しています。
ここでは、LINE WORKSのセキュリティについて解説します。
スマートフォンでの利用を想定した充実のセキュリティ
スマートフォンでの利用を想定したセキュリティ対策がされているため、プライベート用スマートフォンでも安心してLINE WORKSを使用できるでしょう。
たとえば、特定のIPアドレスからのアクセス制限や、モバイル端末へのファイルダウンロード制限など充実したセキュリティ機能を備えています。
管理者画面
管理画面では、監査ログの取得や端末ごとのモニタリングが可能です。
普段LINE WORKSでどんなコミュニケーションをしているか、いつ誰がどのくらいのデータボリュームをやり取りしているか、部署・役職ごとに目立った差異がないかなど、細かくチェックできます。
プライベートなデータにはアクセスできないため、プライベート用スマートフォンでLINE WORKSを使う場合でも、心理的な抵抗が少ないでしょう。
多機能ゆえに重要な初期構築と運用
このように充実した管理機能が備わっていますが、柔軟にカスタマイズできる分、導入や運用にかかる管理者の負担は大きくなりがちです。
たとえば、管理者が設定すべきセキュリティポリシーの項目は約200にものぼります。「どの機能を制限すべきか」「外部連携はどこまで許可するか」など、初期構築段階で自社に合った適切なルールの設計が必要です。
また、導入後も日々のID追加・削除や権限変更の作業が発生します。そのため、こうした一括管理の作業自体を、コネクシオのような外部パートナーへ委託(運用代行)する企業も増えています。
初期構築や運用面に不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にコネクシオにご相談ください。
無料〜 LINE WORKSの費用・プラン
LINE WORKSの料金プランは、下記の通りです。
LINE WORKSには、無料で手軽に始められる「フリープラン」のほか、「スタンダードプラン」「アドバンストプラン」という3つのプランが用意されています。
フリープラン | スタンダードプラン | アドバンストプラン | |
料金 | 0円 | 月額450円/人 | 月額800円/人 |
メンバー上限 | 30人まで | 制限なし | 制限なし |
共有ストレージ容量 | 5GB | 1TB+1人につき1GB | 100TB+1人につき1GB |
トーク | 〇 | 〇 | 〇 |
掲示板 | 10個まで | 300個まで | 300個まで |
カレンダー | 〇 | 〇 | 〇 |
タスク | 〇 | 〇 | 〇 |
アンケート | 〇 | 〇 | 〇 |
アドレス帳 | 500件まで | 10万件まで | 10万件まで |
メール | × | × | 〇 |
Drive | × | × | 〇 |
1対1のビデオ通話 | 〇 | 〇 | 〇 |
複数でのビデオ通話 | 60分/4人まで | 制限なし/200人まで | 制限なし/200人まで |
フリープランは30名まで無料で基本機能を使えますが、共有ストレージの容量制限や、管理者機能の制限があります。
業務の監査ログを長期間保存し、万全のセキュリティ体制を敷くためには、人数制限のない「スタンダードプラン」以上の有償プランの導入が一般的です。
自社の導入範囲や使いたい機能に合わせて、料金プランを検討しましょう。
LINE WORKSのよくある質問
ここでは、LINE WORKSに関するよくある質問をまとめました。
業務で使う際、社員の「個人のLINEアカウント」が知られることはありませんか?
知られることはありません。LINE WORKSは、会社が新しくビジネス専用のID(アカウント)を発行して利用します。
個人のプライベート用LINEとは完全に切り離されているため、お客様に個人のアカウント情報が伝わることはなく、プライバシーが守られます。
お客様や取引先の「個人のLINE」とやり取りすることはできますか?
はい、可能です。LINE WORKSには「外部トーク連携」という機能があり、お客様が普段使っている個人のLINEアカウントや、他社のLINE WORKSアカウントとトークを行うことができます。
B2Bの営業担当者や、店舗スタッフのお客様対応などで広く活用されています。
パフォーマンス向上を狙いたいときはLINE WORKS
働く環境が変化している昨今、チーム間でのシームレスなコミュニケーションのために、ビジネスチャットは欠かせない存在です。
LINE WORKSはビジネスシーンに特化したビジネスチャットであり、高いセキュリティレベルを担保しています。ソリューションの活用によるパフォーマンス向上を狙いたいときは、LINE WORKSを検討してはいかがでしょうか。
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