ドコモの法人携帯の特徴とは?料金プランやお得な割引を分かりやすく解説
「法人携帯を導入するメリットが知りたい」
「ドコモの法人携帯はどんな特徴がある?」
法人携帯の導入に際して、こうした悩みを持つ方もいるでしょう。
法人携帯で利用するキャリアは、自社が求めているサービスを受けられるか、予算は問題ないかなどを考慮して決めることが大切です。
本記事では、法人携帯のメリットやドコモの料金プラン、契約方法などについて紹介します。
ドコモの法人携帯を導入するか検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
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ドコモの法人携帯の料金プラン
ドコモの法人携帯の料金プランは主に「5G対応」と「Xi対応」の2種類があります。
まずは、2種類の料金プランの詳細を紹介しますので、予算の参考にしてください。
条件によっては選択できるものとできないものがあるので、チェックしておきましょう。
なお、今回は基本的に利用可能データ量ごとの月額料金をまとめています。
5G対応
5G対応プランは「irumo」「eximo」「はじめてスマホプラン」の3つです。
irumoで提供されているデータ通信料は0.5GB、3GB、6GB、9GBの4つとなります。
最も安い0.5GBプランは税抜き500円/月と安く、1ヶ月のデータ通信料があまりない場合におすすめです。
最も多い9GBのプランは、税抜き3,070円/月で利用できます。
eximoは、データ通信利用量に応じて料金が増えていく従量課金制です。
irumoのように上限がないため、Wi-Fi環境がない場所での使用が多くデータ通信量を超えてしまっても、速度が遅くなる心配がありません。
そのため、Wi-Fi環境がない場所で頻繁に法人携帯を使う会社に向いているでしょう。
金額は税抜き4,150円~6,650円/月の範囲で変動します。
はじめてスマホプランは、FOMAから契約変更したり他社の3G回線から乗り換えたりするときに利用できるプランです。
定期契約なしで、税抜き1,650円/月に、はじめてスマホ割が最大12ヶ月間適用されます。
ただし、利用できるデータ量は1GBが上限となるため、Wi-Fi環境が必要になる可能性が高いでしょう。
Xi対応
Xi対応の料金プランは「ケータイプラン」と「はじめてスマホプラン」の2種類です。
ケータイプランはドコモ ケータイ(ガラホ)を利用している場合に選択できます。
税抜き1,370円/月で、利用可能データ量は100MBまでです。
基本的な連絡事項のみに法人携帯を使う場合などに向いています。
また、社員間通話が無料なので、社内連絡用として契約するのもよいでしょう。
はじめてスマホプランの概要は、5G対応の料金プランと同じものが適用されます。
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ドコモの法人携帯の特徴・メリット3選
ドコモの法人携帯のおもな特徴やメリットは次の3つです。
- 料金プランが多様
- 法人向けのサービスが豊富
- ドコモビジネスメンバーズが利用可能
上記の内容について、詳しく見ていきましょう。
料金プランが多様
ドコモの法人向け料金プランには、5G対応プラン3つ、Xi対応プラン2つの合計5プランがあります。
自社の予算や携帯の使用状況に合わせて、合うプランを見つけやすいところが特徴です。
割引の数も多く、契約内容によっては他社よりも安く契約できます。
携帯特化のプランからモバイルルーターを併用している場合のプランまであるので、必要な項目と照らし合わせて選びましょう。
法人向けのサービスが豊富
ドコモでは以下のような法人向けプランを提供しています。
- ご利用料金管理サービス
- あんしんマネージャーNEXT
- ビジネス端末レスキュー
- ドコモビジネスオンラインショップ
ご利用料金管理サービスは、設定した管理者が料金明細をサイト上で一括管理できるサービスです。
あんしんマネージャーNEXTは、遠隔操作でデバイスをロックしたりアプリの利用制限をかけられたりと、セキュリティ面でのさらなる強化につながります。
ビジネス端末レスキューは、携帯の紛失時に特化したサービスで、紛失時の操作を24時間365日代行してくれるサービスです。
ドコモビジネスオンラインショップでは、ドコモの法人向けモバイルなどの相談や注文をオンラインでできます。
こうしたサービスを併用することで、効率よく法人携帯を管理できるでしょう。
ドコモビジネスメンバーズが利用可能
法人向けサービスのなかで、ポイントを貯めるのに特化しているのが「ドコモビジネスメンバーズ」です。
月々の利用金額に応じてポイントを貯蓄でき、契約継続期間が長いほど受け取れるポイントが増加します。
契約継続期間に応じたポイント数は、以下のとおりです。
ステージ |
回線の契約継続期間 |
料金200円当たりのポイント |
---|---|---|
トップステージ |
25年~ |
10 |
4thステージ |
15年~ |
7 |
3rdステージ |
10年~ |
4 |
2ndステージ |
5年~ |
2 |
1stステージ |
5年未満 |
1 |
※2025年4月時点
ドコモの法人携帯では、最大で200円あたり10ポイントを受け取れるようになります。
5年未満と25年以上では10倍もの差になるため、長期契約をするほどお得になるといえるでしょう。
貯まったポイントは利用料金の支払いに充てたり、電池パックの交換やデータ量の追加、周辺機器の購入に使ったりすることも可能です。
もしポイントが不要な場合は、支援団体への寄付も可能です。
ドコモの法人携帯で利用できる4つの割引
ドコモで利用できる割引は以下4つです。
- ビジネス通話割引
- ビジネスメンバーズ割
- みんなドコモ割
- はじめてスマホ割
割引を組み合わせて使うと、月に1,000円以上お得になるケースもあります。
料金プランを比較検討する際は、適用される割引の内容もチェックしておきましょう。
ビジネス通話割引
ビジネス通話割引は、社内間の国内通話が24時間定額になる割引です。
最大1,000回線まで契約できるため、規模の大きな法人でも問題ありません。
今回紹介している料金プランであれば、例外なく利用できます。
2回線以上の契約があれば適用され、利用時には代表回線の指定が必要です。
割引率は回線数に応じて変わるので、同一グループ内で回線が増減すると、割引率も変動する可能性があります。
適用タイミングは「申し込んですぐ」もしくは「申し込んだ翌月」から選択可能です。
会社の状況に応じて選ぶとよいでしょう。
ビジネスメンバーズ割
ビジネスメンバーズ割を利用すれば、対象プランの契約で税抜き170円/月の割引を受けられます。
こちらも、今回紹介している料金プランであれば問題なく適用可能です。
なお、割引を受けるにはドコモビジネスメンバーズへの加入が必須となります。
割引を受けたいのであれば、加入しているか必ず確認しましょう。
みんなドコモ割
みんなドコモ割は、同一グループ内の対象回線数に応じて割引が適用されます。
対象の料金プランは「eximo」となります。
みんなドコモ割の金額は、ビジネス通話割引が適用されている同一グループ内の回線数によって変動します。
2回線なら税抜きで500円、3回線以上なら1,000円の割引が回線ごとに可能です。
なお、割引が適用されるのはeximoのみですが、回線数のカウントにはirumoやケータイプランも含められます。
例えば、社長のプランがeximo、3人の社員のプランがirumoで、すべて同一グループである場合、社長の回線料金のみから1,000円が引かれる仕組みです。
はじめてスマホ割
はじめてスマホ割は、FOMAや他社3G回線からスマホへ乗り換えた場合に適用されます。
最大12ヶ月の間、月額税抜き500円割引が可能です。
料金プランは、はじめてスマホプランを利用している必要があります。
ほかの料金プランでは適用されないため、注意しましょう。
ドコモの法人携帯を契約する流れ
ドコモの法人契約をする流れや必要書類、支払方法などについてご紹介します。
スムーズに契約を進めるためにも、手続きに必要な要素を知っておきましょう。
契約までの流れ
ドコモで法人携帯を契約する方法は直接来店、ドコモの法人営業担当による手続き、ドコモオンラインショップ、代理店による手続きの4種類です。
必要な書類を用意して、自社に合った契約方法を選びましょう。
ドコモショップへ直接行くと、スタッフによるサポートを直接受けられたり、携帯を見たりしながら契約を進められます。
法人営業担当や法人専用の相談窓口を利用すると、契約する前の相談を気軽にしやすい点がメリットです。
オンラインショップであれば、契約にかかる時間を短縮できるでしょう。
代理店で契約する場合は、契約に関する手続きを一任できるのが一般的です。
初めて法人携帯を契約するのであれば、スタッフや担当者とやりとりできる方法を選ぶとよいかもしれません。
必要書類
携帯の法人契約をするにあたって、基本的に必要な書類は以下のとおりです。
●法人名や所在地、代表者名などが分かる書類
●契約をしに来た方の本人確認書類
●契約をしに来た方と法人の関係が分かるもの(社員証・名刺・代表者からの委任状など)
●毎月の支払い手続きに必要なもの(クレジットカード・キャッシュカードや通帳および印鑑)
法人名や所在地などが分かる書類とは、登記簿謄本や印鑑証明書などです。
自治体の役所で申請してから受け取るまでに時間がかかる場合もあるので、書類は早めに準備しておきましょう。
支払方法
法人携帯の主な支払い方法は以下の通りです。
●請求書支払い
●クレジットカード支払い
●インターネットバンキング
●モバイルバンキング
請求書支払いでは、直接請求書をコンビニや金融機関に持っていく方法のほか、請求書に記載してあるバーコードを読み取ってオンラインでも支払うことができます。
NTTファイナンスが運営する「Webビリング」からも支払いが可能です。
インターネットバンキングやモバイルバンキングでは、Pay-easy(ペイジー)を利用して支払います。
利用しているインターネットバンキングの金融機関が対応しているか事前に確認が必要です。
ドコモの法人携帯に関するよくある質問
ドコモの法人携帯に関する以下のよくある質問をまとめました。
- ahamoの法人携帯契約はできる?
- ドコモの法人携帯の格安プランはどれ?
- 海外出張時にもドコモの法人携帯は使える?
契約をする前に、できるだけ疑問は解消しておきましょう。
ahamoの法人携帯契約はできる?
ahamoは個人携帯のみに対応しているため、法人携帯契約は不可能です。
ahamoのようにデータ通信が大容量の料金プランを利用したいなら、従量課金制で上限がないeximoを検討するとよいでしょう。
ただし、普段の利用量によってはほかのプランがよいケースもあります。
そのため、まずはスタッフに相談してみてください。
ドコモの法人携帯の格安プランはどれ?
ドコモの法人携帯のスマホで使えるプランのなかで最も安いのは「irumo 0.5GBプラン」です。
データ通信料の上限が0.5GBと少ない代わりに、月額料金は税抜き500円に設定されています。
ただし、0.5GBは全プランのなかで最も少ないデータ通信量です。
そのため、使用方法によっては適さない可能性もあります。
料金だけでなく、プラン内容が自社に合っているか考えて決めるようにしましょう。
海外出張時にもドコモの法人携帯は使える?
ドコモの法人携帯は、海外でも利用可能です。
ドコモでは「世界そのままギガ」サービスを提供しており、申し込んでローミングをオンにすると、日本で使用しているプランのデータ量を海外でも利用できます。
法人携帯のプランも適用対象なので、海外出張前に申請するとよいでしょう。
コネクシオではドコモの法人携帯の契約手続きが可能
コネクシオではドコモの法人携帯の契約手続きを代行しています。
申込の準備や手続き内容の確認を行っていただければ、商品が届くまで待つだけで問題ありません。
また、モバイル端末導入前のコンサルティングや運用設計、キッティング、配布後の故障や紛失対応に対応可能です。
モバイル端末の紛失受付は24時間365日対応しており、200席以上のヘルプデスクもあるなど、相談しやすい環境が整っています。
自社の課題に合ったドコモの法人携帯を導入したいと考えているなら、ぜひ一度ご相談ください。
関連サービス:マネージドモバイルサービス
関連記事:【法人携帯】機種変更の手続きに必要なものまとめ(ドコモ、au、ソフトバンク)
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ドコモの法人携帯で業務を効率化しよう
ドコモの法人携帯は料金プランやサービスの豊富さが特徴です。
割引やサービスを活用できれば、料金プランの金額も安くおさえられるでしょう。
もし新規で契約したい場合は、必要書類を揃えて店舗やオンライン、営業担当などに依頼して契約を進めます。
機種変更や契約手続きが自社で難しい場合は、委託もおすすめです。
コネクシオでは機種変更のほか、モバイル端末の導入から配布後の管理までサポートしています。
ドコモの法人携帯を契約しようか悩んでいる・法人携帯の導入に関して不安があるというときは、ぜひ一度コネクシオへお問い合わせください。
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