auの法人携帯を契約するメリットは?主な料金プラン4選も紹介
法人携帯を導入するにあたって、どのキャリアを選べばよいかに悩むケースは少なくありません。
そのような中で、auの法人携帯はもちろん有力な選択肢の一つです。
契約を検討するにあたって、auならではのメリットにどのようなものがあるかを知りたい方もいるでしょう。
この記事では、auの法人携帯を契約する5つのメリットをまとめました。
また、契約できる主な料金プランについても紹介しています。
法人携帯を契約する際は、導入の目的や用途などを明確にすることが重要です。
ぜひ参考にして、auの法人携帯が自社に適しているかを判断してください。
目次[非表示]
auの法人携帯で契約できる主な料金プラン4選
auでは、主に4つの法人向け料金プランがあります。
ここでは、それぞれの料金やデータ通信の容量を表にまとめました。
すべてのプランにおいて、基本的に通話料は従量課金制(使用量によって料金がかかる)で「20円/30秒」、国内SMSの送信料は「1通あたり3円(70文字まで)」となっており、受信料はかかりません。
ただし、71文字〜134文字までは2通分の料金、それ以降67文字ごとに1通分の送信料が必要となります。
使い放題MAX +5G/4G
通常料金 |
6,780円 |
法人割プラス(3回線以上加入) |
-1,100円 |
auスマートバリュー |
-1,000円 |
割引適用後の料金 |
4,680円 |
データ容量 |
使い放題(デザリングは1か月に60GBまで) |
※表示価格はすべて税抜
「使い放題MAX+5G/4G」は、データ通信の容量を気にせず利用できるプランです。
どれだけデータ通信を利用しても、基本料金が増えることはありません。
取引先への連絡をメールで行ったり、業務でデータ通信を要するツールを活用したりする方におすすめです。
また「法人割プラス」「auスマートバリュー」の割引サービスを適用することで、月々4,680円で利用できます。
「法人割プラス」とは、同一の法人で3回線以上を契約すると1,100円、2回線のみの契約は600円の割引が適用されるサービスです。
「auスマートバリュー」とは、インターネットとスマホをセットで契約すると受けられる割引となります。
さらに、データ通信量が1GB以下のケースでは、自動で1,500円/月の割引が適用されます。
ただし、月間の使用量が200GBを超えると通信速度が低速になります。
低速になると、追加料金を支払っても通信速度はもとに戻らないため注意しましょう。
スマホミニプラン+5G/4G
データ容量 |
1GBまで |
1GB~3GBまで |
3GB~5GBまで |
通常料金 |
4,280円 |
5,780円 |
7,280円 |
法人割プラス(3回線以上加入) |
-1,100円
|
||
auスマートバリュー |
-1,000円 |
||
割引適用後の料金 |
2,180円 |
3,680円 |
5,180円 |
※表示価格はすべて税抜
「スマホミニプラン+5G/4G」はデータの使用量に応じて料金が変動するプランです。
最大で5GBまでとデータ通信容量は少なめですが、データ使用量が少ないほど安くなります。
「データ通信容量は気にしないから、とにかく安いプランを探している」という方におすすめです。
「使い放題MAX+5G/4G」と同様の割引サービスを利用すると、最安2,180円で利用できます。
スマホスタートプラン
ベーシック5G/4G |
ライト5G/4G |
|
通常料金 |
4,730円 |
2,230円 |
法人割プラス(3回線以上加入) |
-500円 |
‐ |
auスマートバリュー |
-500円 |
‐ |
スマホスタート1年割 |
-1,080円 |
-1,080円 |
割引適用後の料金 |
2,650円 |
1,150円 |
データ容量 |
30GB |
4GB |
※表示価格はすべて税抜
「スマホスタートプラン」は、4G LTEケータイ(ガラホ)から機種変更する場合や、他社のガラホから乗り換えで契約する場合に利用できるプランです。
データ通信の容量に合わせてベーシックとライトがあり、ベーシックは1ヶ月30GB、ライトは1ヶ月4GBまで使用できます。
ただし「スマホスタート1年割」は契約の翌月から1年間限定で利用できるサービスとなっており、2年目以降は適用されません。
契約から2年目以降もスマホスタートプランを継続すると、ベーシックは月々3,730円、ライトは月々2,230円となります。
なおスマホスタートプランのベーシックは、法人割プラスで500円の割引(2回線のみの契約は200円の割引)、auスマートバリューで500円の割引となり、合わせて1,000円の割引が適用可能です。
スマホスタートプランのライトは、法人割プラス・auスマートバリューの割引は適用できませんので、注意しましょう。
ケータイプラン
データ利用なし |
1,150円 |
データ利用あり(300MB) |
1,450円 |
※表示価格はすべて税抜
「ケータイプラン」とは、スマホではなく4G LTEケータイ(ガラホ)を使用するプランです。
データ通信を利用しない契約は月々1,150円、最大300MBのデータ通信を利用できるタイプは月々1,450円となります。
「電話機能しか使わない」「できるだけ費用を抑えたい」という方に、おすすめです。
なお、データ通信量の300MBとは、通常のEメール6万通、ビデオ通話9分、動画視聴9分程度を利用できる容量となります。
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auの法人携帯を契約する5つのメリット
auの法人携帯を契約するメリットとして考えられる内容は、主に5つです。
どのようなメリットがあるのかを把握して、法人携帯選びの参考にしてください。
割引サービスが豊富
auの法人携帯は、割引サービスが豊富にそろっています。
法人プラン限定の割引サービスは、以下のとおりです。
- 法人割:社員同士の国内通話料やSMS送信料が割引される
- 法人割プラス:契約回線数に応じて対象プランの月額料金が割引される
- ビジネス通話定額:国内における社員同士の通話を定額で利用できる
- スマートバリューfor Business:auのスマートデバイスや携帯電話・クラウドサービス・固定通信サービスをまとめて利用すると割引される
自社業務に合った料金プランを選択し、以上の割引サービスをうまく組み合わせることで、お得に法人携帯を利用できます。
セキュリティ対策が充実
法人向けのセキュリティ対策サービスを活用することで、安心・安全に法人携帯を利用できます。
例えば「KDDI Smart Mobile Safety Manager」は、セキュリティ対策はもちろんのこと、各スマートデバイス(タブレットなど通信機能をもった電子機器)の一元管理が可能です。
デバイスの遠隔ロックやパスワード設定・アプリの管理などを遠隔設定できるので、情報漏洩やウィルス感染を未然に防げるでしょう。
ほかにも、デバイスの故障や紛失・盗難などのトラブルが発生した際に受けられる「故障紛失サポート」も提供されているため、緊急時でも安心して利用できます。
法人向けクラウドサービスと連携可能
auの法人携帯は、法人向けクラウドサービスと連携できます。
ここでは代表的な連携可能サービスについて、詳しく見ていきましょう。
Google Workspace
Google Workspaceとは、業務で活用できるITツールをパッケージ化したビジネス用クラウドツールです。
例えば、GmailやGoogleカレンダー・Google Meet(ビデオ会議ツール)・Google Chatなどを利用でき、参加メンバー間で共有できます。
利用時は場所やデバイスを気にする必要がありません。
そのため、居場所に制約されず、円滑に業務を進められるでしょう。
さらに、2段階認証やセキュリティキーを活用してアカウントのセキュリティを強化しており、安心して利用が可能です。
Cisco Webex with KDDI
Cisco Webex with KDDIとは、インターネット回線を利用してテレビ会議や電話ができるツールです。
場所やデバイスを選ばずに、いつでもどこでも利用できます。
テレビ会議は1,000人まで利用でき、グループチャットやファイルの送受信も可能です。
オフィスにいない社員も含めたミーティングや、社外の取引先向けのセミナー開催も実現できます。
また、会社にかかってきた内線電話をスマホで受けられる機能もあります。
会社の電話番号を維持しつつ、オフィスの機能を最大限に活用できるでしょう。
レンタル契約にも対応可能
auの法人携帯では「モバイルレンタルプラス」のサービスを提供しており、デバイスのレンタルが可能です。
デバイス購入のコストがかからないため、法人携帯の導入費用を抑えられます。
また、365日問い合わせ対応をしている、専用の「ヘルプデスク」が利用可能です。
ヘルプデスクでは、デバイスの操作方法や紛失時の回線停止代行など、運用サポートを行っています。
デバイス故障時の修理や紛失・盗難による代替デバイスの導入、バッテリー交換などにかかる費用は、基本的に必要ありません。
なお、iPhoneやiPadを契約した際は、Apple社と連携した専用窓口を利用でき、スムーズなサポートが期待できます。
国際サービスにも対応可能
auの法人携帯では、データ通信や通話に関連する国際サービスも利用できます。
例えば「au海外放題」のサービスは、レンタルWi-Fiなしでデータ通信が可能です。
24時間あたり800円〜1,000円の定額制で契約プランの範囲内でデータ通信を利用できるため、海外出張の際に役立ちます。
また「au国際通話定額」は、日本から海外への通話をお得に利用できるサービスです。
月々980円の定額制で、1回15分以内の通話を1ヶ月あたり60回まで利用できます。
海外支社へ連絡する機会がある場合は、業務連絡ツールとしても活用できるでしょう。
auの法人携帯を契約する際の注意点
auの法人携帯を契約する方法は、店頭、公式サイトのフォーム、代理店の3つが基本です。
なお、オンラインショップでは法人の手続きは行えませんので、注意しましょう。
3つのうち、公式サイトのフォームで契約する場合は、手続き完了までの時間がかかります。
必要な所要日数を合わせると、1ヶ月ほどかかるケースもあるようです。
このことから、いち早く法人携帯を用意しなければならない場合には、公式サイトのフォームが適さない場合もあるでしょう。
ただし、複数台数を契約する場合は、公式サイトのフォームでなければ対応してもらえないこともあるようです。
また、店舗で手続きをする場合、案内を受けられないサービスやサポートがあります。
このようなトラブルを避けるには、代理店を利用するとよいでしょう。
代理店を利用する場合は、各社の法人営業担当を設けられることが一般的です。
さらに担当者が訪問するため、店頭へ出向く必要もありません。
auの法人携帯を契約する際の必要書類
auの法人携帯を契約する際は、以下の書類が必要です。
- 法人確認書類(登記簿謄本・印鑑証明書など)
- 手続きする方の本人確認書類(運転免許証・パスポートなど)
- 手続きする方の社員証または名刺
- 法人印(法人来店者のサインでもOK)
- 支払い方法を確認できるもの
法人契約は、登記簿謄本や印鑑証明書・履歴事項全部証明書などの法人確認書類が必要です。
また「発行日から3ヶ月以内の原本」でなければ、法人確認書類としては利用できません。
加えて、手続きする方の本人確認書類やその法人に属することを証明する書類も必要です。
また、支払い方法は口座振替やクレジット払いに対応しています。
口座振替は口座番号がわかるものと金融機関の届出印が必要です。
クレジット払いはクレジットカードの提示が必要となるため、忘れないようにしましょう。
なお、契約手続きには1台あたり3,850円の事務手数料が発生します。
関連記事:【法人携帯】機種変更の手続きに必要なものまとめ(ドコモ、au、ソフトバンク)
auの法人携帯を契約する流れ
auの法人携帯を契約する方法は「店頭申込」「公式サイトからの申込」「代理店経由の申し込み」の3つがメインです。
店頭で申し込む場合は、まず事前に来店予約をしておきましょう。
その後実際に店頭を訪問し、プランの相談を行い、申込契約書を記入します。
内容や必要書類に問題がなければ契約審査が実施される流れです。
公式サイトから申し込む場合は、まず専用フォームへの入力が必要になります。
KDDIより申込書がメールで送付されてきますので、必要事項を記入して返信しましょう。
その後申込内容の最終確認が行われ、契約審査に移ります。
代理店を経由する場合、担当者が自社に訪問したうえで手続きを進めるのが一般的です。
ほかの方法と同じように必要書類を用意しておけば、あとは担当者に手続きを任せられます。
ショップに足を運ぶことなく、自社に適したプランを提案してもらえるのも特徴です。
どの方法であっても、審査に通過すると端末の開通手続きや発送が行われ、利用開始となります。
auの法人携帯を契約すれば社内の業務効率化を図れる
auの法人携帯は、法人向けクラウドサービスにも対応しています。
そのため、契約することで社内の業務効率化が図れるでしょう。
また、データ通信容量の大きいものや通話料金がお得になるサービスなど、使い方に合わせて豊富なプランがそろっているため、どのような業種にも対応できます。
コネクシオでは、マルチキャリアに対応した法人向けサービスを提供しており、キャリアの枠に縛られず自社に合ったサービスを選択できます。
一次代理店であることに加えて、自社でキッティングセンターやヘルプデスクを構えているのも強みです。
デバイスの調達や設定はもちろん、運用・廃棄などの対応できる代理店を探しているのであれば、ぜひ一度お問い合わせください。
関連サービス:マネージドモバイルサービス
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