【体験記】Salesforce認定アドミニストレーター資格の合格を目指す!Trailheadと模擬問題を活用した私の勉強法

「Salesforceの資格を取りたいけど、何から始めればいいんだろう?」
「アドミン資格の効率的な勉強法が知りたい」
そんな風に考えている方はいらっしゃいませんか?
こんにちは!コネクシオのSalesforceチームのPです。
実は私自身、現在Salesforce 認定Platformアドミニストレーター資格の取得を目指して学習を進めている真っ最中です。
今回は、私と同じようにこれから学習を始める方や、現在学習中の方に向けて、私が実践しているTrailheadと過去問を組み合わせた具体的な勉強法をご紹介します。この記事が、皆さんの資格取得への第一歩を後押しできれば幸いです。
Salesforce認定Platformアドミニストレーター資格とは?
まず初めに、「Salesforce認定Platformアドミニストレーター」がどのような資格なのか簡単にご紹介します。
この資格は、Salesforceの標準機能を活用して、ユーザー管理、データの整理、業務プロセスの自動化など、Salesforce環境を維持・管理するスキルがあることを証明するものです。Salesforceに関わるキャリアの出発点として、最も人気のある基本的な資格と言えるでしょう。
詳しくは公式サイトの資格ページもご確認ください。
- Salesforce 認定アドミニストレーター公式サイト
学習を始める前の準備
本格的な学習に入る前に、必要なものを二つを用意しました。
1. Trailheadアカウント
Trailhead とは、Salesforce公式の無料のオンライン学習プラットフォームです。
専門知識をゲーム感覚で楽しく学べるのが特徴で、Salesforce学習の基本中の基本となります。

- Salesforce TrailHead公式サイト
2. Developer Edition環境(DE)
DEとは、自分専用のSalesforce開発・学習環境のことです。
こちらも無料でサインアップできます。Trailheadのハンズオン(実技課題)は、このDE環境を使って実際に設定を試しながら進めていくことになります。

ここで少し補足ですが、この「自分専用の環境」には大きく2つの選択肢があります。
1. Trailhead Playground
Trailheadに登録すると、自動で作成・利用できる学習専用の環境です。ハンズオン課題に必要なデータや設定が最初から用意されていることも多く、まさにTrailheadでの学習に最適化されています。特に設定をしなくてもすぐに使えるのが最大のメリットです。
2. Developer Edition(DE)環境
Trailheadとは別にサインアップして作成する、自分専用のSalesforce環境です。より自由に、長期的に何かを開発したり、様々な設定を試したりしたい場合に利用します。
【結論】
これから学習を始める方は、まず「Trailhead Playground」を使いましょう。
Trailheadの画面から簡単に起動でき、ハンズオンを進める上で最も手軽です。学習に慣れてきて、「自分だけの環境でじっくり何かを作ってみたい」と思った時に、改めてDeveloper Editionを使ってみましょう。
- Salesforce DE登録ガイドの公式サイト
私が実践している2つの学習ステップ
私は大きく分けて以下の2つのステップで学習を進めています。特別なツールは使っておらず、誰でも今日から始められる方法です。
【Step 1】 Trailheadのハンズオン課題で概念を理解する
【Step 2】 過去問で出題パターン・弱点を把握する
Step 1. Trailheadのハンズオン課題で概念を理解する
Salesforceの学習といえば、何と言っても公式の無料学習プラットフォーム「Trailhead」です。ゲーム感覚で楽しく学べるだけでなく、実際に手を動かしながら覚えられるため、知識が定着しやすいのが最大の魅力です。
おすすめのトレイルミックス
アドミニストレーター資格の学習には、まさにそのための学習パスが用意されています。まずはこの「トレイルミックス」を1周することを目指しましょう。
学習のポイント
- 読むだけでなく必ずハンズオンに挑戦する: Trailheadには、学んだことを実践する「ハンズオンChallenge」があります。面倒くさがらずに必ず自分の開発環境やプレイグラウンドで設定を試すことが、記憶の定着に繋がります。
- バッジやポイントをモチベーションにする: 学習を進めるとバッジがもらえます。ゲーム感覚で楽しみながら進めるのが継続のコツです。
- 手順によって実装するだけではなく、しっかり流れを理解する: 私も経験があるのですが、ただ画面の指示通りにクリックしているだけだと、その場は課題に合格できても、後から「あれ、どうやるんだっけ?」と何も頭に残っていないことが多いんですよね。
Step 2. 模擬問題で知識の定着と弱点を把握する
Trailheadで全体像を掴んだら、次はいよいよ模擬問題に挑戦します。模擬問題の目的は以下の2つです。
自分の苦手分野を把握する
しかし、模擬問題で「特定のオブジェクトの特定の項目だけを、特定の役職のユーザーに編集させたい。最適な方法はどれか?」といった具体的なシナリオ問題に直面すると、「あれ、これはプロファイルの編集?それとも権限セット?共有ルールも関係する?」と頭が混乱してしまったのです。
試験の形式に慣れる
私が活用した模擬問題
Salesforce公式練習問題

[Platform Administrator Practice Test](英語)
まずは公式の問題で、試験の雰囲気やレベル感を掴むのがおすすめです。
日本語版は用意されていませんので、ブラウザの翻訳を使いました。
Web上の模擬問題サイト
「Salesforce アドミニストレーター 過去問」などでGoogle検索すると、様々な問題サイトが見つかります。私はそれらを複数活用しました。
学習のポイント
- 間違えた問題はしっかり解説: なぜ間違えたのか、その選択肢がなぜ違うのかをTrailheadや公式ヘルプに戻って徹底的に復習します。
- 繰り返し解く: 一度解いて終わりではなく、最低3回は繰り返し解くことで、知識が確実に自分のものになります。
学習を効率化する3つのコツ
1. 試験範囲を常に意識する
まずは公式の「試験ガイド(Exam Guide)」に目を通し、各項目の出題比率を把握しましょう。比率の高い分野から重点的に学習することで、効率的に得点を伸ばせます。
- 公式試験ガイド
2. とにかくSalesforceを触る
学習した内容は、すぐに自分の開発環境で試してみましょう。「この設定を変えたらどうなるんだろう?」という好奇心が、深い理解に繋がります。
3. 過去問をたくさん解く
実装問題とは異なり、Salesforce試験は独特の言い回しやシナリオ問題が中心です。そのため、多くの問題に触れておくことが重要だと思います。













