【合格体験記】Salesforce認定アドミニストレーター資格に合格しました!

「【体験記】Salesforce認定アドミニストレーター資格の合格を目指す!」という記事の後編です。
この度、無事にSalesforce認定Platformアドミニストレーター資格に合格しましたので、この記事では試験の感想とアドバイス、実践した勉強法に効果があったのかを振りかえってご紹介します。
はじめに
以前、「【体験記】Salesforce認定アドミニストレーター資格の合格を目指す!」という記事を書かせていただいた、コネクシオのSalesforceチームのPです。
あの記事を公開してから学習を続けていましたが…この度、無事にSalesforce認定Platformアドミニストレーター資格に合格しました!

前回の記事を読んでくださった方々、そして応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今回は、合格した今だからこそお伝えできる、試験本番の様子や勉強法の効果、そしてこれから受験される方へのメッセージをお届けしたいと思います。
合格した今、伝えたいこと
試験終了後、画面に「合格」の文字が表示された瞬間は、これまでの学習期間が思い返され、大きな達成感がありました。正直なところ、点数は合格ラインぎりぎりで、決して余裕のある合格ではありませんでしたが、努力が報われたことを実感した瞬間でした。
振り返ってみると、学習中は難しい概念に苦戦することもありましたが、一つ一つ知識が繋がり、Salesforceの深さを知る過程は非常に楽しいものでした。
この資格学習を通じて、「Salesforceを使って何ができるのか」を体系的に理解できたことが、大きな収穫だったと感じています。
合格までに要した学習時間
実際に合格までに要した学習時間は、おおよそ100時間です。
期間は約3か月間で毎日1時間ずつ継続して学習しました。
内訳は全体の3割の時間をTrailheadでの基礎理解に、残りの7割は模擬問題・演習に集中するという配分です。
学習を進める中で、テキストやTrailHeadで学んだ機能が、実際に自社のSalesforce環境で使われていることに気づきました。
「実務でこんな風に使われているんだ!」と気づいた時、単なる知識のインプットではなく「自分の業務につながる勉強」に変わり、さらに学習が楽しくなったことを覚えています。
実務とのつながりを見つけることこそが、モチベーション維持の秘訣だったと思います。
試験本番のリアルな感想とアドバイス
これから受験される方が一番気になるであろう、試験本番について少し詳しくお話しします。
まず率直な感想として、試験は思った以上に難しかったです。
受験方式について
Salesforceの認定試験には、自宅などで受けるオンライン形式と、指定のテストセンターで受験するCBT(Computer-Based Testing)形式の2種類があります。
私は今回、試験に集中できる環境を優先し、テストセンターでの受験を選びました。静かな環境で落ち着いて試験に臨みたい方には、テストセンターがおすすめです。
時間配分について
試験時間は105分、問題数は60問です。
時間は十分にあり、焦ることなく問題を解き進めることができたので、比較的リラックスして臨めました。
とはいえ、シナリオベースの長文問題で考え込むこともあるため、まずは全問を一度解ききり、少しでも迷った問題には「後で見直す」フラグを付けて進めることをお勧めします。
私はこの方法で、見直しの時間を十分に確保できました。
模擬問題とのギャップ
Web上の模擬問題や公式練習問題と比べて、本番の問題は「より具体的な業務シナリオ」を問うものが多かった印象です。
単に機能を知っているだけでなく、「こういう状況で、管理者はどう設定すべきか?」という応用力が試されます。
また、多重選択肢も多かったと思います。
弱点をしっかり把握する
合格のために最も重要だと感じたのは、「自分がどの分野に弱いのかをしっかり把握すること」です。
模擬問題を解く中で、正答率が低い分野を特定し、そこをTrailheadやヘルプで集中的に復習することが、得点アップに直結します。
当日のアドバイス
落ち着いて問題文をしっかり読むこと、これに尽きます。
特に「最適なものはどれか」「正しいものを2つ選べ」といった設問の条件を見落とさないように注意してください。
独特の言い回しに戸惑うこともあるかもしれませんが、多くの問題形式に慣れておけば、冷静に対処できるはずです。
私が実践した勉強法は、本当に効果があったのか?
前回の記事でご紹介した、以下の2ステップの勉強法。
【Step 1】 Trailheadのハンズオン課題で概念を理解する
【Step 2】 模擬問題で出題パターン・弱点を把握する
この方法が本番でどう活きたのか、私の実感をお伝えします。
結論から言うと、この2つの組み合わせは非常に効果的でした。
Trailheadのハンズオンで「なぜこの設定が必要なのか」という背景を理解していたおかげで、難易度の高い応用シナリオ問題にも対応できました。
そして、模擬問題を解いたことで、知識の穴を埋められたのはもちろん、Salesforce特有の問題形式に慣れることができました。特に苦手分野の克服には、この反復学習が不可欠でした。
- Salesforce TrailHead公式サイト
- Salesforce公式練習問題
これから受験するあなたへ
もし今、学習に行き詰まっている方がいたら、ぜひ「とにかくSalesforceを触ってみる」という原点に戻ってみてください。
参考書を読むだけでなく、
自分のDeveloper Edition環境で色々な設定を試してみる
「このチェックを外したら、どう表示されるんだろう?」
そんな小さな好奇心が、知識の定着を何よりも助けてくれます。
そして何より、インターネット上にある様々な模擬問題や過去問を、できる限り多く解いてみることを強くお勧めします。 多くの問題に触れることで、自分の弱点が明確になり、本番での対応力も格段に上がります。
まとめと今後の目標
Salesforce認定アドミニストレーター資格の取得は、私にとって大きな自信となりました。しかし、これはゴールではなく、新たなスタート地点です。
今後は、ここで得た知識を実務で活かし、お客様の課題解決に貢献していくことはもちろん、「Sales Cloudコンサルタント」や「Agentforceスペシャリスト」などの上位資格取得にも挑戦し、知識の幅を広げていきたいと考えています。
この記事が、これからSalesforceの世界に飛び込む方、資格取得を目指して学習に励んでいる方々の、少しでもお役に立てれば幸いです。
皆さんの合格を心から応援しています!













