ソフトバンクの法人携帯を解説!料金プラン・契約方法・メリットまで紹介
法人携帯の導入を検討する企業にとって、キャリア選定は重要です。
ソフトバンクは豊富なプランと充実したサポート体制を強みとしており、多くの法人に選ばれています。
しかし、数あるプランの中から、どれを選べばよいか悩むケースもあるでしょう。
この記事では、ソフトバンクの法人携帯の特徴や契約方法について解説します。
実際に利用している方の声をもとにした、メリットも紹介するため、ぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
ソフトバンクの法人携帯で利用できる4つの料金プラン
ソフトバンクでは、企業の多様なニーズに応える4つの料金プランを提供しています。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
メリハリ無制限+
「メリハリ無制限+」はデータ容量が無制限のため「通信が多い」「ギガを気にせず使いたい」方に適しています。
月額6,750円〜のプランで、基本の音声プランに通話オプションを組み合わせて利用可能です。
メリハリ無制限+で利用できるデータ量は、無制限で、通話は20円/30秒の従量課金制となります。
なお、通話オプションは以下の2つを追加可能です。
- 準定額オプション+:800円
- 定額オプション+:1,800円
上記のオプションを契約すると、留守番電話プラス・割込通話・グループ通話・一定額ストップサービスが付帯されます。
また、月のデータ量が2GB以下の場合は、1,500円の割引が適用されるのもポイントです。
ただし、メリハリ無制限+は一部対象外の機種があります。
また、仮に200GB/月を超過した場合、通常利用に影響のない範囲(最大4.5Mbps)に速度制御される点も覚えておきましょう。
超過後に追加データを購入しても、元の速度に戻らない点には注意が必要です。
ミニフィットプラン+
使用した分だけ支払いが発生する従量制で、データ容量1GB~3GBとなります。
通話料は20円/30秒(家族以外との国内通話)で、必要に応じて「準定額オプション+(月額+800円)」「定額オプション+(月額+1,800円)」が利用可能です。
月額料金は1GBまでは2,980円/月、2GBまでは3,980円/月、3GBまでは4,980円/月です。
毎月のデータ使用料が1GB前後の方に、お得なプランといえます。
仮に3GBを超過した場合は、月末まで通信制限がかかります。
最大速度が128kbpsに制限されるため、注意してください。
ミニフィットプラン+に関しても、一部対象外の機種があるため、対応状況は事前に確認しておきましょう。
なお、データ量は翌月に繰り越せません。
スマホデビュープラン+
「スマホデビュープラン+」は、ケータイからの機種変更またはのりかえ(MNP/番号移行)の際に利用できるプランです。
データ通信量が4GBか20GBから選択でき、通話オプションの追加も問題ありません。
「スマホデビュープラン+」では、税抜き1,080円の割引が1年間適用されます。
具体的な料金は、以下を参考にしてください。
4GB |
20GB |
|
基本プラン(音声) |
980円 |
980円 |
データプラン(音声) |
1,080円 |
2,580円 |
1年おトク割 |
-1,080円 |
-1,080円 |
2~13ヶ月目 |
980円~ |
2,480円~ |
14ヶ月目以降 |
2,060円~ |
3,560円~ |
「スマホデビュープラン+」においても、データ量超過時は送受信時最大128kbpsに制限されるため、注意してください。
ケータイ通話プラン・ケータイ100MBプラン
「ケータイ通話プラン・ケータイ100MBプラン」は、ソフトバンクのケータイ(ガラホ)専用のプランです。
「通話のみ」や「通話+100MB」など、使い方に合わせてプランを選べます。
それぞれの料金は以下のとおりです。
- ケータイ通話プラン(通話のみ0GB):980円/月
- ケータイ100MBプラン(通話+100MB):1,280円/月
対応機種は主にソフトバンクのケータイ(ガラホ)ですが、シンプルスマホでも利用できます。
なお、ケータイ100MBプランで利用量を超過した場合は、月末まで最大128Kbpsに制限される点も覚えておきましょう。
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ソフトバンクの法人携帯を契約する3つのメリット
ソフトバンクの法人携帯を導入するメリットは、主に3つが考えられます。
具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。
コストの削減につながる
ソフトバンクの法人契約では、利用状況に応じた料金プランを選べます。
そのため、個人契約と比べて大幅なコスト削減が可能です。
通話中心の業務には通話無制限プラン、出張が多い場合にはデータ無制限プランなどを選ぶとよいでしょう。
また、スマートフォンだけでなく、ガラホやiPad、ノートPCなど、業務用端末に対応した機種とプランの組み合わせも提案してもらえます。
組み合わせによっては、より自社に適したプランが見つかるかもしれません。
法人携帯にかかるコストを削減したいなら、ソフトバンクを選択肢に入れてみるとよいでしょう。
端末管理が楽になる
ソフトバンクの法人携帯を活用すれば、管理の手間を減らし、業務効率化を図れます。
例えば、管理者向けWebサイト「法人コンシェルサイト」では、料金や契約内容の確認・変更、メール設定などの一括管理が24時間可能です。
通話料や請求明細の確認、データ使用量の通知設定、通信制限の解除もまとめて行えるため、社員一人ひとりの端末を個別に管理する必要はありません。
さらに、ソフトバンクでは「ご利用料金分析サービス」も提供しています。
社内で使用している法人携帯の料金や通話明細を、ひとつの画面で簡単に把握できるのもメリットです。
セキュリティ対策が充実している
ソフトバンクの法人携帯は、充実したセキュリティ対策の元で利用可能です。
クラウドセキュリティやリモートアクセスなど、業務上運用するにあたって不安に感じることは少なくありません。
ソフトバンクでは豊富なラインナップの中から、最適なセキュリティサービスを選べます。
また、環境や課題に合わせたセキュリティ対策を提案してもらえるのも魅力です。
関連記事:【MDM(モバイルデバイス管理)とは?】できることや導入メリットをわかりやすく解説!
ソフトバンクが提供する3つの法人携帯向けサービス
ソフトバンクは、法人携帯の導入をサポートする多彩なサービスを展開しています。
ビジネスの現場で役立つ代表的な3つのサービスを見ていきましょう。
iPhone法人基本パック
「iPhone 法人基本パック」は、個人向けの「iPhone 基本パック」に法人向け機能を加えたサービスです。
メールや電話帳、プロファイル情報などをiPhoneに一斉配信できるため、業務用端末として活用するのに役立ちます。
月額使用料は1回線につき475円(税抜)となっており、以下のオプションサービスがセットになっています。
- 紛失ケータイ捜索サービス
- 安否確認
- 共有電話帳
- 電話帳配布
- 一斉メッセージ配信
- プロファイル一括設定
- 留守番電話プラス
- 割込通話
- 一定額ストップサービス
- グループ通話
- 位置ナビ
- ナンバーブロック
なお、上記の「留守番電話プラス」以下のオプションに関しては、単体契約も可能です。
スマートフォン法人基本パック
「スマートフォン法人基本パック」は、個人向け「スマートフォン基本パック」に法人利用向けの機能を追加したサービスです。
セキュリティ対策や業務利用に役立つ機能が充実しており、企業でも安心・便利に活用できます。
月額使用料は1回線につき475円(税抜)となっており、以下のオプションサービスがセットになっています。
- 安否確認
- 共有電話帳
- 電話帳配布
- 安心遠隔ロック
- 一斉メッセージ配信
- 位置ナビ一斉検索
- 法人ケータイ紛失捜索サービス
- 割込通話
- グループ通話
- 一定額ストップサービス
- 位置ナビ
- 留守番電話プラス
- セキュリティOne
「iPhone 法人基本パック」と比較すると、利用できるサービス・できないサービスがあるため、違いも理解しておきましょう。
副回線サービス
「副回線サービス」は、ソフトバンク回線から一時的に他社回線に切り替えて通話やインターネットが使えるサービスです。
ソフトバンクの電波が繋がりにくい場所や、通信障害が発生している際に活用できるでしょう。
使用方法は、スマートフォン上で回線を切り替えるのみです。
特に難しい設定は必要ありません。
基本料金は、月額429円(税込)となっており、データ通信容量は500MBです。
なお、通話は従量制で30秒22円、SMS送信料は1通3.3円かかります。
ソフトバンクの法人携帯を契約する方法
ソフトバンクの法人携帯を導入する際の手続きは、流れに沿って進めれば問題ありません。
ここでは、契約までの流れや必要なステップをわかりやすく解説します。
契約までの流れ
ソフトバンクの法人契約は、店舗や量販店・法人専用の問い合わせフォーム・代理店の法人営業担当の3つに対応しています。
通常のオンラインショップでは、法人契約の申し込みに対応していないため、注意してください。
店舗や量販店での手続きは、スタッフに相談しながら進めたい場合に適しています。
ただし、店頭に在庫がなかったり、法人専用のサービスやサポートが受けられなかったりする場合がある点には注意しましょう。
法人契約の申し込みが4回線以下の場合や、見積もり依頼だけであれば問い合わせフォームからの申し込みが可能です。
また、11回線以上の導入を検討する場合は、問い合わせフォームへの入力後、担当者から連絡が入ります。
Webサイトで申し込み(4回線以下)や見積もりを行う際の流れは以下の通りです。
- 必要項目の入力
- 見積もり結果
- お問い合わせ・申し込み
- 確認・同意
- 完了
オンライン見積もりから契約する場合、端末の支払いは割賦契約のみとなります。
なお、申し込みが完了した場合、事務手数料として税抜3,500円が、利用料金と同時に請求されます。
代理店の法人営業を経由して申し込む際は、自社に担当者が訪問し、手続きを進める流れが一般的です。
自社に合ったプランやサービスなどの提案を受けたいのであれば、代理店の利用を検討するとよいでしょう。
必要書類
ソフトバンクで法人携帯を契約する場合、以下の表に記載の書類が必要です。
表に記載の書類は「携帯電話不正利用防止法」の規定で必ず用意しなければならないため、漏れのないようにしましょう。
法人確認書類 |
・登記簿謄本 |
担当者の本人確認書類 |
・運転免許証 |
担当者と法人の関係がわかるもの |
・名刺 |
法人印 |
口座振替の場合は、金融機関お届け印 |
請求先番号(追加契約時のみ) |
請求書面に記載の10桁の番号 |
関連記事:【法人携帯】機種変更の手続きに必要なものまとめ(ドコモ、au、ソフトバンク)
関連記事:【法人携帯】新規契約の手続きに必要なものまとめ
支払方法
ソフトバンクの法人携帯は、口座振替・クレジットカード・払込用紙の3つで支払えます。
どの支払方法であっても必要になる書類は以下の通りです。
- 契約法人の確認書類
- 来店者の本人確認書類
- 来店者の在籍確認書類(社員証や名刺など)
- 法人印(角印または丸印)
このほかに、口座振替の場合は口座名義、口座番号がわかるもの(通帳やキャッシュカードなど)が必要になります。
クレジットカード支払いの場合は、代表者のクレジットカードを用意しましょう。
また、払い込み用紙で支払えるのは、分割払い・スマート一括・iPad の専用契約に加入しない場合のみです。
契約法人の確認書類は「登記簿謄(抄)本」「現在(履歴)事項証明書」「印鑑登録証明書」のいずれかを用意してください。
また、発行から3ヶ月以内のものが有効になるため、期限内の書類か必ず確認しましょう。
ソフトバンクの法人携帯に関するよくある質問
法人携帯の導入を検討する際には、料金や契約内容など気になる点もあるでしょう。
ここでは、ソフトバンクの法人携帯に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
ソフトバンクの法人携帯で利用できる格安プランは?
料金の安さを重視する場合は、「ミニフィットプラン」が最も低価格で利用できます。
また、従来のケータイからスマートフォンへの機種変更や他社からの乗り換えを検討している場合には、「スマホデビュープラン+」もおすすめです。
海外出張の際にソフトバンクの法人携帯は利用できる?
ソフトバンクでは海外で利用できる料金プランやオプションを提供しています。
提供されている具体的なプランは、以下の通りです。
- 海外パケットし放題:2,980円/日
- 海外あんしん定額:980円~3,920円
- アメリカ放題:申し込み不要
利用できる国や地域については、プランによって異なります。
渡航先を確認したうえで、どのプランが対応しているかを確認するとよいでしょう。
ソフトバンクの法人携帯はプランやサポートが充実している
ソフトバンクの法人携帯は、通話・データ使用量に応じた多彩な料金プランを提供しており、自社の業務スタイルに合った最適なプランが選べます。
また、スマートフォンやガラホ、タブレットなど多様な端末に対応し、コスト削減や業務効率化、セキュリティ強化にも貢献する点も魅力です。
さらに「法人コンシェルサイト」や「ご利用料金分析サービス」により、契約や利用状況を一元管理でき、管理者の負担も軽減されるでしょう。
法人携帯の導入を検討しているならコネクシオ
法人携帯の導入を検討しているのであれば、コネクシオへご相談ください。
コネクシオではお客様各社の要望や利用環境に合わせて、最適なキャリアやプランをご提案いたします。
法人携帯の導入実績も数多く、スマートフォン以外にもキッティングや故障紛失対応、業務効率化を実現するアプリケーションのご提案も可能です。
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