法人向けのタブレットをレンタルするメリットは?選び方と注意点を解説

「大量の紙資料の持ち運びをなくしたい」
「現場作業や外回り営業の効率を上げたい」
上記のような課題があり、タブレットの必要性を感じているものの、導入費用や管理の手間などが気になり、導入を進められていない企業も多いのではないでしょうか。
その課題を解決する一手となるのが、「法人向けタブレットのレンタル」です。
レンタルであれば必要な台数を必要な期間だけ、低コストで導入できるため、多くの企業で活用が進んでいます。
本記事では、法人がタブレットをレンタルする5つのメリットや、自社に最適な機種・レンタル会社の選び方をまとめました。
契約後の失敗を避けるための注意点も解説していますので、ぜひ参考にしてください。
法人がタブレットをレンタルするメリット

法人がタブレットをレンタルするメリットは、以下の5つがあげられます。
- 初期費用をおさえられる
- 必要な期間だけ使える
- 最新機種も試しやすい
- 保守・メンテナンスの負担が軽減される
- 経理処理や資産管理が楽になる
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
初期費用をおさえられる
法人がタブレットをレンタルする場合、購入するのに比べて、端末代などのまとまった資金を必要としません。
レンタルの場合は月額料金制が採用されるのが一般的で、端末代も利用料金に含まれるためです。
初期費用をおさえられると、導入へのハードルが下げられるでしょう。
タブレット本体を購入する場合は、1台で数万円程度の出費となるケースもあります。
企業の規模やかけられる予算によっては、初期費用そのものが大きな負担になりかねません。
必要台数が多く初期費用をかけるのが難しい場合には、タブレットのレンタルを検討してみてください。
必要な期間だけ使える
タブレットのレンタルは、必要な期間だけ利用できるのもメリットです。
たとえばイベントに参加する数日間のためだけにタブレットを購入してしまうと、該当する期間以外は使用されず、月額料金が無駄になってしまうかもしれません。
一方、タブレットのレンタルであれば、必要な期間のみの契約が可能です。
実際に使用する中で必要な期間が長くなれば延長できますし、短くなれば中途解約もできます。
契約終了後は端末を返却するのみでよいため、保管場所や管理に悩む必要もありません。
最新機種も試しやすい
最新機種が販売されたとしても、業務に取り入れる前に試したいと考えることがあるかもしれません。
レンタルを活用すれば最新機種を試しやすく、実機で性能や操作性を確認できる点がメリットです。
また、利用している業務用アプリが問題なく動くかどうかの検証や、複数機種の比較検討にも役立ちます。
旧機種との違いを把握したり、実際に導入した場合の使い方を検証したりしたいのであれば、タブレットのレンタルがおすすめです。
保守・メンテナンスの負担が軽減される
自社でタブレットを管理する場合、保守やメンテナンスの面で負担がかかることもあります。
レンタルを利用すれば保守業務をレンタル会社に一任できるため、管理面の負担を大幅に軽減できるでしょう。
たとえばタブレットが故障した場合、一般的には代替機と交換してもらえます。
修理や交換にかかる費用もプラン内に含まれていることが多いため、急な出費につながるケースはほとんどありません。
タブレットのレンタル会社によっては、トラブル対応を専門とするサポート窓口が用意されています。
技術的な相談ができる専用ヘルプデスクが利用できる場合は、不明点が出たとしても問題ありません。
経理処理や資産管理が楽になる
タブレットのレンタルは、経理処理や資産管理の面でもメリットがあります。
機器を購入した場合、減価償却や固定資産台帳での管理が必要です。
レンタルすると全額を経費に計上できるため、会計業務がスムーズに進められます。
経費にする際は、勘定科目を「賃借料」などで処理でき、用途別の仕訳も分かりやすいです。
資産登録や将来の除却処理といった煩雑な手続きが発生しないため、管理部門の事務負担も軽減できるでしょう。
月々の費用が明確でキャッシュフローの調整がしやすく、決算対策の観点でもメリットがあります。
法人がタブレットをレンタルする際の機種の選び方
法人がタブレットをレンタルする際は、目的や利用シーンを想定して選択しましょう。
屋外での利用が多い営業や現場作業では、本体重量が軽く、バッテリー駆動時間が長いものがおすすめです。
持ち運びやすさはもちろん、充電が長時間できない場合にも対応できます。
工事現場や建築現場などでは、耐衝撃性や防塵・防水性能も重要な選定基準になるでしょう。
一方で、社内での利用が主になる場合は、画面の見やすさや機能性を優先したモデルが使いやすいです。
タブレットを選択する際は、どのようにネット環境に接続できるか確認することも重要です。
Wi-Fi環境が整っている場所で使用する場合、Wi-Fiモデルで問題ないと考えられます。
営業先や現場などの出先で通信する機会が多い場合は、SIMカードを挿入できるセルラーモデルがよいでしょう。
OSも社内で使用しているデバイスに合わせて選べば、データ連携や共有面で役立ちます。
OSによる特徴はさまざまあるため、利用目的や環境に合わせたものを選んでください。
法人がタブレットのレンタル会社を選ぶポイント

法人がタブレットを契約する際は、以下の3つを必ず確認しましょう。
- プランの費用
- レンタル期間
- 故障・紛失時のサポート
確認をせずに契約するとトラブルにつながる可能性もあるため、注意が必要です。
プランの費用
法人がタブレットをレンタルする際は、プラン全体でかかる費用を必ずチェックしましょう。
月額料金のみでなく、最終的な支払総額で判断することが大切です。
一見安く見えるプランでも、配送料や初期設定費用などが加算され、結果的に割高になるケースがあるかもしれません。契約前には必ず詳細な見積もりを取り、すべての費用項目を確認しましょう。
また、契約の延長やキャンセルに伴う追加料金の有無も確認すべきポイントです。
端末のみを借りるか、通信用のSIMカード付きで借りるかによっても、料金は変わります。
自社の利用目的に合わせて、コスト効率のよいプランを選ぶようにしましょう。
レンタル期間
利用する期間を事前に決めておくことは、レンタル会社を選ぶうえで重要です。
短期レンタルか長期レンタルかによって、選べる料金プランが変わります。
あらかじめ利用期間を明確にしておけば、数ある選択肢から自社に合ったサービスを絞り込めるでしょう。
展示会や研修などの単発利用であれば、短期利用向けのプランが費用をおさえやすいです。
一方、数ヶ月にわたるプロジェクトで同じ機種を継続して使う場合は、月額料金が割安になる長期利用向けのプランが適しています。
故障・紛失時のサポート
タブレットをレンタルする際は、万が一のトラブルに備え、サポート体制が充実しているレンタル会社を選びましょう。
故障や紛失によって目的としている使い方ができなければ、業務効率の低下につながります。
業務効率を低下させないために、故障紛失時の対応を迅速にしてもらえるかどうかが重要です。
業務にタブレットを導入する際は、ヘルプデスクが設置されているサービスが推奨されます。
操作方法やトラブル時の対応など、すぐに対応してもらえると安心です。
法人がタブレットをレンタルする際の注意点

法人がタブレットをレンタルする際は、以下4点に注意が必要です。
- 解約違約金が発生する場合がある
- 返却が遅れた際のペナルティをチェックしておく
- 希望の機種が借りられない可能性がある
- レンタル期間によってはコストが高くなる可能性もある
上記の内容について、詳しく解説します。
解約違約金が発生する場合がある
法人がタブレットをレンタルする際に、解約違約金が発生するケースがあります。
プランやサービスによって状況は異なりますが、最低利用期間に満たず解約する場合、違約金が発生するかもしれません。
解約違約金によるトラブルを避けるために、最低利用期間および違約金の額を事前に確認しておく必要があります。
また、最低利用期間を満たせば違約金が発生しないのか、自動更新になるのかなども忘れずに確認してください。
返却が遅れた際のペナルティをチェックしておく
タブレットのレンタルでは、返却が遅れた際にペナルティが発生する場合があります。
期間内に返却できないと、延長料金や延滞料金がかかる可能性があり、多額の費用が発生することも珍しくありません。
契約前に、どのタイミングで返却完了とみなされるのか、チェックしておくことが大切です。
返却が遅れた際の追加費用や、返却方法などもあらかじめ把握しておきましょう。
希望の機種が借りられない可能性がある
タブレットのレンタル会社ではさまざまな機種を取り扱っていますが、必ずしも希望機種を借りられるとは限りません。
特に発売直後の最新モデルや人気の機種は予約が殺到し、在庫が不足しがちです。
また、新入社員研修や展示会などが集中するシーズンも需要の増加により、希望の機種が在庫切れでレンタルできない可能性があります。
利用したい時期や機種、台数があらかじめ決まっている場合は、事前に予約しておきましょう。
特定の機種でなければならない理由がある場合は、特に早めの対応が必要です。
レンタル期間によってはコストが高くなる可能性もある
タブレットのレンタルは必要な期間利用できるのが魅力ですが、レンタルにかかる費用がかえって割高になるケースがあることも理解しておきましょう。
特に短期契約を繰り返すと費用がかさみやすく、結果として購入したほうが安くなる、といったケースも珍しくありません。
1年以上のレンタルを考えているのであれば、発生する費用の総額を購入時に発生する費用と比較することが大切です。
導入目的に応じて適切なタブレットをレンタルしよう
法人向けタブレットのレンタルは、初期費用をおさえたいときや短期間だけ使いたい場面、保守・資産管理を省力化したいときにおすすめです。
必要な台数を必要な期間だけ導入でき、保守や管理の手間も軽減できます。
ただし、契約条件や返却ルール、機種の在庫状況によっては不便が生じる可能性もあるため、事前の確認が欠かせません。
利用目的や期間、必要な機能を整理したうえで、法人向けタブレットのレンタルが適しているかを検討しましょう。
法人向けタブレットのレンタルならコネクシオへご相談ください
コネクシオではデバイスレンタルサービスとして、「リユースデバイスレンタル」を提供しています。
このサービスでは、専門スタッフがバッテリー性能や外観などを厳しく検査し、専用ツールでデータを完全に消去した高品質な再生品(リユース品)をレンタル可能です。
購入に比べて導入コストを大幅におさえながら、業務で安定して利用できる端末を導入できます。
さらに、業務に必要なアプリのインストールや各種設定(キッティング)、導入後のヘルプデスク対応までワンストップでサポート。
お客様の情報システム部門の負担を軽減し、コア業務への集中をサポートします。
コスト、品質、サポートの観点から、ぜひコネクシオの「リユースデバイスレンタル」をご検討ください。