情報漏えいの要因であるヒューマンエラーを防ぐセキュリティ対策
2022年6月に、兵庫県尼崎市の委託職員が全市民46万人の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失した事件が世間を賑わせました(後日、USBメモリは発見)。 委託職員は、泥酔し路上で寝込んでしまい、鞄ごと紛失したと報道されており、当人のセキュリティリテラシーの低さはもちろんのこと、機密情報が入ったUSBメモリーの持ち運びが可能な管理体制も指摘されています。 この事件では幸運にも紛失したUSBメモリーが発見されましたが、情報漏えいが起きていた場合、尼崎市のコストは莫大なものになっていたと容易に想像ができます。 このように情報漏えいのリスクは、いついかなる場面においても企業について回ります。ウイルス、サイバー攻撃はもちろん、万全の対策をしてもヒューマンエラーが原因となってしまうことも少なくありません。 今回は、過去の情報漏えいの事例を解説しながら、最新のセキュリティ対策をご紹介します。
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